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目を見て話すな!(犬の場合)

 

犬の個性は目に出ると思っている。同じ犬種でも、優しい目、鋭い目、人間のような目、と犬によって様々だと感じる。

犬にとって、見つめ続けることがストレスになることは、飼い主の間では常識だろう。

一方で犬を飼っていない人は、意外とこのことを知らず、犬と目を合わせ続けてしまう。人間の場合、むしろ目を合わせることが、礼儀とされているので、目があった状態はなんとなく心が通い合っているような気になるのだろう。

 

飼い主にとって、他人が自分の愛犬を見つめ続けたら、どう思うだろうか。

「ちょっとやめてよ」と思う反面、犬を飼っていない人なら、見つめあってはいけないということを知らないんだな、と考えるだろう。しつこいようならやんわりと注意すれば良く、そのことで怒る人はいないだろう。

これは「犬の目を見続けてはいけない」と言う知識が一般的でないことを知っているから冷静に対応できるのである

 

しかし、日常の人間生活では、相手が知らない可能性を考慮せずに不満に思っている事例が良くある

例をあげたらキリがないが、わかりやすいところでは、男女関係が挙げられるだろうか。

女性は体の仕組みとして、「冷えに弱い」、「空間能力が低い」、「特定の時期に眠くなりやすい」などの特徴がある(参考:マンガでわかる男が知るべき女のカラダ)。

これらのことを男性がきちんと理解しておけば、冷房をむやみに強くしたり、道案内ができないことに腹を立てたり、休みが多いと不満に思うこともないだろう。

 

腹が立ちそうになった時に、「相手はそのことを知らないかもしれない」と一瞬でも考えることで、人間関係はずっと良くなる。

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