犬の寝ている姿はとてもかわいい。起きている時もかわいいが、寝ている姿は、また別のかわいさがあると思う。
ちなみにうちの愛犬は、自分が家にいるときはいつも足元について回る(だいたいそうだろうが)。
読書や勉強をしているときは椅子の下におり、気づくといつも寝ている。
自分が立ち上がると、その度に起き上がってあとを付いてくる。
机にいるときはいつも愛犬を起こさないように、静かに作業をしなければならない。
つらいところである(笑)。
犬は寝るのが好き?
愛犬が気づいたらいつも寝ていると感じる飼い主は多いだろう。
ちょっと本を読んでいると足元で寝ている。
テレビを見ていて、気づくとソファでひっくり返っている。
散歩やご飯の時以外はいつも寝ているように感じる犬達。
それもそのはずで、犬の平均睡眠時間は12〜15時間と言われている。
一日の半分以上寝ているのだ。
これは犬が狩りをしていた名残だとの説があるらしい。
犬の寝顔はなぜ可愛い?
犬の寝顔を見て可愛いなぁと思ったことがない飼い主はいないだろう。
寝ている愛犬に気づいたら、じっと犬の顔を見続けてしまう人も多いだろう。
彼らの顔が変わったわけでもない、寝ている時は目を瞑っており、目が見えないということは、かわいさにとってマイナス要因のようにも感じる。
私は、犬の寝顔が可愛いと感じるのは、彼らの寝顔が可愛いというよりも、飼い主側の感情がそう感じさせているからだと思っている。
寝顔は信頼の証
動物にとって睡眠というのは、生活に必要なものであると同時に、最も無防備な状態でもある。
日本は平和なので、電車や道端で寝ている人をたまに見かけるが、基本的に大勢の人がおり緊張するような場で眠ることは人間には抵抗があるはずである。
逆に考えると、他者が自分の目の前で寝てくれるという状況は、相手が自分に一定の信頼を置いているという証といえよう。
自分の近くで無防備に寝てくれている犬達を見ると、飼い主は信頼されていることを感じ、そんな彼らをより愛おしく思うのだろう。
犬の寝顔をめったに見ない飼い主は、彼らとの接し方を考え直した方が良いかもしれないが。