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答えのある問題は考えない

 

答えのある問題を考えて時間を無駄にしてる人を見かける。

 

犬猫の譲渡会に行くと、現在のペット環境の問題についてひたすら話す人がたまにいる。

ペットショップの体制が良くない、法律が良くない、国が介入するべきだ、保健所にも限界がある、実力のない獣医が多いなどなど。

もちろん、保護活動に興味を持ってくれることは嬉しいが、これらの人は問題点を上げるだけで進展がないことが多い。

ペットショップの体制や法律の問題というのは、基本的に問題点が明確なので対策が明らかである。

違法な取引をしているペットショップには、警察を介入させれば良いし、法律の範囲内で問題だと感じるなら、法律を変えるための活動をすれば良い。

法律を変えるためには、多数の国民の相違が必要なので、団体などに加入(または設立)して、啓蒙活動や、理解の得られる議員に投票すれば良い。

個人が行う行動は明確だろう。もちろん他にも手段はたくさんある。

ただ、どのような方針で進めるかという点では議論が必要かもしれない。

 

 

議論や研究というのは、基本的に答えがわかっていないもの、答えがないものに対して行い、今後の方向性を決めるために行うものだ

前者は、大学で行われている研究で、物理法則や生命の起源と行った、答えはあるけれどまだ誰も答えを知らないもの。

後者は、人生の意味や人と犬はどのような関係にあるべきか、などの哲学に近いもの。

この2点に関しては、生活や精神的な豊かさを得るために重要であり、議論や研究にどれだけ時間をかけられるかが、人生の価値の一つだと感じている

 

どうも些細なことを拾い上げて、大げさに騒いだり、揚げ足取りをひたすら続けるような人が多い。

特に実害を被ったことはないが、暇な人が多いなと感じる。

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テーマの著者 Anders Norén