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自分にルールを課す理由

 

ルールは基本的に我々の行動を制限するものだ。

お酒は20歳以上から、小学校には必ず行かなければならない、税金を納めなければならない。

行動を制限される側が、これらのルールを煩わしく思ういこともあり、なぜこんなに制限されなければならないのだと憤る人もいる。

 

一方で、誰もがこれらのルールが社会生活の中で重要だということも認識している

信号を守らなければ安心して道路も渡れないし、お金を払わずに商品を持ち出せば商売ができなくなる。

集団生活の中でルールは守らなければならないことを理解している。

 

自分にルールを課す場合もある

朝早く起きる、毎日1時間勉強する、夜遅くにおやつを食べないなど、健康や自己成長のために自分にルールを課す場合がある。

 

これとは別に、自分の行動を効率的にこなすためのルールというものもある。

犬の飼い主は愛犬の体重管理をしていると思うが、自分は餌量に一定のルールを作っている。

1週間に一回の体重測定の時に、もし8kgよりも体重が多ければ、餌量を-10g。逆なら+10gというようなルールだ。

このルールにより、愛犬が急激な体重増減をすることもなく、また、簡単に適正体重を保つことができる。

 

このルールを課すことで、餌量の決定で迷う時間が少なくなる

もしルールがなければ、毎日体重を計り、その時の体重により餌量を細々変えなければならないかもしれない。

このルールで適正体重が保てないのなら、ルール自体を変える(餌量の増減を15gにする)などの対応策も取ることができる。

 

ルールは、知能のある人間だけに使えるツールなので、上手く使っていきたい。

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