自分は近い将来ペットの飼育数は増えると考えている。
そもそも犬や猫を飼いたいけれど飼わない人は相当数おり、
飼えなり理由のトップ3は、
A「十分に世話ができないから」
B「死ぬとかわいそうだから」
C「集合住宅であり、飼育を禁止されているから」
である。
Bについてはどうしようもないが、AとCについては近い将来改善されると予想している。
それには3つの理由がある。
①AIの台頭
②自動運転技術の普及
③IT技術の進歩
①AIの台頭
「AIが仕事を奪う」とよく言われるが、言い換えると「AIが人間の仕事をやってくれる」ということである。
AIやロボットが進歩することで、人間の仕事量が減り、余暇に費やす時間が増える。
その時間をペットの世話に充てることが可能になる。
②自動運転技術の普及
自動運転が世の中に浸透すると、地価が下がる。
なぜなら、現在日本のどういう場所の地価が高いか考えてみてほしい。
全国的に見れば、東京や大阪などの人口密集地帯が高く、さらにミクロに見ると駅やバス停などの近くの方が高い。
ここからわかるのは、地価は輸送インフラに大きく影響すということである。
誰でも仕事場や学校にアクセスの良いところに住まなければならない。
もし、自動運転が完成すれば、この関係が崩れる。
電車に乗らなくても自宅から自動運転の車に乗り通勤・通学ができる。
(免許を持たない子供も車に乗れる)
自動運転の進歩により、これまで地価が高かった駅近の利点は崩れ、従来地価が低い土地にも人が住みだす。
土地が広く活用できるようになるということは、供給量が増えるので必然的に価格は下がる。
地価が下がれば一軒家に住める人の割合が多くなり、集合住宅のペットを飼えないという規約で飼えないという割合も下がるだろう。
③IT技術の進歩
これはすでにだいぶ進んでいる。
在宅勤務制度を導入している会社は多い。ノマドという言葉も流行っている。
これからIT技術がどんどん高度化して行けば、仕事場に縛られない働き方ができる。
結果として、自宅にいる時間が増え、ペットを世話ができるようになる。
以上3つの理由で、「十分に世話ができないから」「集合住宅であり、飼育を禁止されているから」というペットを飼えない理由がなくなるため、ペットの飼育数はだんだんと増えると予想している。