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人生観を変えるために海外へ行く非効率さ

 

人生観・価値観を変えるために海外に行くことは有効だろうか?

自分は数回、しかも旅行で最長1週間程度しか海外へ行ったことがないので、海外で人生観や価値観が変わるような経験をしたことはない。

旅行は言ってみれば海外の文化を見るだけで、その中に入ることにはならない。

海外文化の影響を受けるには、少なくとも1ヶ月程度現地の人と同様の暮らしをしたり、仕事をする必要があると思う。

海外で人生観や価値観を変えるたことは、それなりのコストや時間がかかる。

 

自分は人生で人生観や価値観が変わったと感じた経験がある。

ある小説家に出会った時、大学で研究に触れた時、同じ職場のある人と仕事をした時(就職した時ではない)、などだ。

どれも劇的なものではなかったが、間違いなくこれらの経験をした前後で、周囲に対する感覚や将来の夢などが変わった。

一方で、一般的に人生の節目と言われるイベントである、就職、結婚、マイホームの購入、犬を飼い始める、などで人生観・価値観が変わったと感じたことはない。

 

少なくとも人生観や価値観は、新しい何かに出会った時に変わる。

そういう意味では、海外で異文化に触れることは手法としては間違いではない。

しかし、最適な手法かといえば、そうではないと思う。

先ほど述べたように、日本の中でも、知らないアーティストやビジネスマン、自分とは異なる文化や未知の出来事がたくさんある。

それにも関わらず、あえて海外に行くというのは、節約のために遠くのスーパーへ行くとか、お金持ちになるために宝くじを買うような、手法は間違ってはいないけど非効率だなと感じる。

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