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犬の服は飼い主の自己満足だと思っていた

 

犬の服は飼い主の自己満足だと思っていた

犬に服を着せている飼い主は多い。

自分が住んでいる地域では、大体2匹に1匹くらいの割合で犬が服を着ている。

自分は、前まで犬に服を着せるのは可愛いからで、飼い主の自己満足にすぎないと思っていた。

犬を書い始めるにあたり、ネットで情報を集めていて知ったのだが、犬の服というのは犬が汚れないために着させていることを知った。

犬を散歩させると草むらに入ったり、地べたに座ったりするので、どうしても体毛が汚れてしまう。

多少の汚れならタオルで拭けばよいが、毛の長い犬種などだとタオルくらいではなかなかとれない場合もある。

それらの汚れを防ぐために、服をきせるのだ。

最近、服を着ている犬が多くなったと感じたのは、室内犬が増えたためだった。

 

完璧なコミュニケーションなど存在しない

このような勘違いは人とコミュニケーションをとっていると日常茶飯事だ。

ちょっとしたものから、社会に影響を与えるようなものまで、勘違いで引き起こされる事件・事故は非常に多い。

人のコミュニケーションとは完璧なものではないので、どうしても抜け漏れ、伝え間違えがある。

また、受け手側も先入観や思い込みから与えられた情報を加工してしまうことがある。

 

犬とのコミュニケーションはできないと考えよう

自分は、犬に服を着せるという行動は飼い主が犬をおもちゃのように扱っている、と感じていたが、それは全くの勘違いで実用的な理由があった。

人間同士ですらコミュニケーションというものはかくに不完全なものであることがわかる。

では、人間と犬ならどうかというと、基本的には分かり合えないと考えた方が良い。

よく「うちの子は呼んだらすぐ戻ってくるからリードを外しても大丈夫」「楽しそうにしている」「嫌がっていない」とあたかも犬の気持ちをわかっているような口ぶりの飼い主がいるが、言っていることにほとんど根拠はない。

今、この文章を読んで自分は違うと考えた人は、ほぼ間違いなく勘違いをしているだろう。

犬の考えていることというのは、科学でもまだはっきりしていない。

例えば、尻尾をふっていたら喜んでいる、あくびをしたら緊張している、など犬共通の傾向などは研究されているが、個体差までを網羅するような理論はないはず(あればとっくに犬と人間は会話できるようになっている)。

犬によっては、喜んでいる時以外も尻尾を振る場合があるし、あくびをしたからと言って緊張しているとも限らない。

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