うちの会社には献血車が半年に一回来る。
業務時間中に献血ができるので、毎回献血をしている。
この前10回記念と言って立派なお猪口をもらった。
なんとなく献血というと健康的なイメージがあったので、お酒を飲むための道具をくれたのは意外だった。
今日は献血に対する自分のイメージを書く。
自分は社会貢献や困っている人のため、という想いから献血をしているわけではなく、なんとなく体の循環を促してくれるイメージがあるので献血をしている。
自然を観察していると”循環している状態が正常”だとわかる。
地球上で水は循環している。川の水は海まで流れ、海で蒸発した水は雨となり山に降り注ぎ、それが川となる。
地球自体も常に太陽の周りを回っており、その太陽も、核融合を繰り返し、いつかは朽ち、それがまた新しい星の材料となる。
経済はお金が循環することを好景気と呼ぶし、食べたものは外に排出され、それがまた食べ物の原料になったりする。
かように自然界とは循環していることが正常であり、この循環が停滞した状態は不景気や病気と言われる。
人間の血も常に循環している。
体の中を巡っているという意味でも循環をしているし、血漿や赤血球は定期的に新しいものに作り変えられる。
人間の体のうち、血が占める量は決まっているので、怪我などで血が失われるとまた新たな血が作られる。
怪我自体はよくないことだが血が入れ替わるのは、なんとなく体の循環を促進してくれている気になる。
献血は血の循環を促進してくれる気がするので私は献血に行く。