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SNSで社会の情報は手に入らない

 

犬を連れて歩いていると、よく話しかけれらる。

見知らぬ人たちに話しかけられる経験はこれまでほとんどなく、犬を飼い始めてびっくりしたことの一つである。

 

ネットを見ていると、悪い人の情報が沢山目につく。

他人を陥れる人、暴力を振るう人、、、

ただ、これらの人はどこにいるんだろうというくらい自分の周りで見たことがない。

これまで色々なグループに所属していたが、明らかに悪いやつだな、と判断できる人に会ったことはない。

 

犬を散歩していて話しかけてきてくれる人も、みんな良い人だ。

これまで見知らぬ人と認識していた人たちと交流するようにもなったが、やはり悪い人に会ったことはない。

 

ネットなどのメディアは基本的に珍しいものが話題になる。

犬と散歩していて良い人に会ったんだよと呟いても話題にならないが、犬に乱暴しているやつを見た、と呟くとたちまち拡散され、多くの人の目につくようになる。

 

近年は発信する人が注目を集めるために迷惑行為などをして問題になるが、彼らにとっては注目されることが価値となるので、迷惑行為をやめさせたいと思うのであれば、迷惑ですとコメントするのではなく無視するのが最も効果がある。

こんな迷惑な人がいたから自分は怒っているんですと、周りに広めようとする人がいるので発信者が過激な行動に走るようになる。

当たり前のことだが、需要があるから供給が生まれる、迷惑行為をする人はその人を糾弾する人がいるからこそ生まれる。

 

メディアというのは、人のフィルターや感情を乗せて情報を広めるものなので、実感とは程遠い情報が目に入るようになる。

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