デルタペットホテル開業研修卒業生のHP

犬を飼ったら安定した

 

自分は数年前まで色々なことにやる気がなかった。

勉強、部活、バイト、人間関係、遊び、あらゆることに対してやる気を持てなかった。

やらなかったわけではない、行動していたが”やる気”を持っていなかった。

”やる気”がないこと自体に気づけていなかったと言える。

 

”やる気”とは?

そもそも”やる気”とは何だろうか?

「やる気がない」「やる気があるのか?」などというが、実際じゃあ”やる気”とは何かと言われると答えられるだろうか?

言葉通りにとらえると、何か行動するための気持ちと言えるだろうか。

しかし、大抵の行動は”やる気”がなくてもできる。

歯磨きやお風呂のに”やる気”がいるだろうか?

一般に使われる、”やる気”とは、積極的に行動をしたいという気持ち、自分はどうしてもこれをやりたいという想い、という意味でやる気という言葉が使われていると感じる。

 

”やる気”だと思っていたのは”やる気”ではななかった

そういう意味で自分は最近まで色々なことに”やる気”を持てていなかった。

学校の勉強はそこそこして大学院を卒業したし、部活に入ってコンクールで金賞をとったこともある、バイトでもお客さんに褒められることがあったが、それらを”やる気”を持ってこなしていたかと言えば、全くそんなことはなかった。

何となく、やらなきゃいけないと思ってやっていた。

でも、テストで良い点をとった時や、賞を取った時は、それなりに達成感があったので、それらの達成感をまた感じたいと思い、次の行動を起こすことができた。

しかし、今考えるとそれは自分が”やる気”持っていると思い込んでいただけだった。

犬を飼い始めてそれがわかった。

自分は犬を飼い始めて、犬のために色々なことをしてあげたいと積極的に思うようになった。

犬のために、飼い方の勉強をして、数万円する犬のセミナーに出席し、彼らのために栄養学の勉強を始めた。

これだけ積極的に物事を自分から選択し、実行したことはこれまでの人生になかった。

今自分が持っている気持ちが本当の”やる気”だとしたら、これまでの人生で自分がやる気だと思っていたものは、歯磨きやお風呂に入る程度の気持ちでししかない。

 

犬に出会えた幸運

誰もが、犬に対して”やる気”を持てるわけではない。

人によってその対象は様々で、人生でそれだけ”やる気”を引き出してくれる対象に出会えない人もいるだろう。

自分の場合は運良く自分の”やる気”を引き出してくれる対象に出会うことができた。

愛犬のためと思えば、仕事も勉強も全く苦にならない。

毎日休日は、愛犬のために時間が使えると思い、朝早くから起きられるし、愛犬にもっと良い環境を提供しようと、色々な勉強を進んでできるようなった。

”やる気”を持てる対象を持つことは人生を豊かにしてくれる。

たくさんの新しいことを体験し、自分の”やる気”を引き出してくれるものをこれからも探していきたい。

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 デルタペットホテル開業研修卒業生のHP

テーマの著者 Anders Norén