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動物の高度医療について

 

自分は健康のためランニングをしている。

近くに多摩川があるので、その河川敷をよく走っているが、川沿いに「日本動物高度医療センター」という看板が目についた。

いち飼い主として、なんとなく前を通るたびに観察していたのだが、なかなか盛況なようでタクシーが出入りする様子をよく見た。

 

ペットのための高度医療

日本動物高度医療センターはいわゆる高度医療専門の病院だ。

町の動物病院からの紹介状で診察を受けることができる。。大学病院のような位置付けだろう。

CTやMRIなどといった、個人が経営している動物病院では所有できない医療機器が揃っており、高度な医療を受けることができる。

ペットは家族の一員としての認識が高くなり、高くても良い治療を受けさせたいニーズが増えてきたのだろう。

この病院自体すでに拠点は3つあり、売上高もそれなりにある。

動物の高度医療は獣医学部を併設している大学病院もあるが、民間では最大級だろう。

 

上場している

ちょっとびっくりしたのはこの病院は株式会社で上場しているということですね。

株式会社であること自体は他にも例があるらしいが、上場しているのは調べた限りここだけだった。

人間の病院の場合は、営利目的ではないという側面が強いため、民間でも上場しているところはないはず。

そういう意味では動物向けとはいえ、病院が上場するのは先進的な試みと言えるのではないか。

株式会社としての病院経営が上手くいくか興味がある。

 

将来的には?

このような動物のための高度病院は今後増えるのではないか。

前述したように、ペットは飼育環境がよくなり高齢化している。

人間を見てもわかるように、高齢の動物は病気にかかりやすく、医療費が増加する。

また、家族の一員としてペットを扱う家庭が増えたことから、高いお金を払ってでも病気を直して欲しいと思う飼い主も増えています。

治療費に関しては、ペット保険などもあるので、両者の業種が今後成長するだろう。

ペットの飼育数は近年頭打ち(むしろ犬は減少傾向)だが、一頭にかけるお金は増えている。

ペット市場の増加に伴い、経営は拡大するのではないか。

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