犬の理想郷実現ために様々な手法が考えられるが、自分はビジネスモデルを変えることで犬の理想郷を実現したいと考えている。
犬を金儲けの道具にする
このようなことを書くと、よく言われるのが「犬を金儲けの道具にするのか」ということだ。
この質問にはYesで答えることになるし、現状のペット業界を見ていると感情的にも理解できる意見だ。
一方で、現状の忘れまっさらな目で見たとき、犬で金儲けをすることは悪いことだろうか?
日本で金儲けというと、いまだに悪いイメージがあるが、金を稼げるということは誰かの役に立っていることだ。
消費者が金を払っても欲しいと思うもを提供することは、褒められこそすれ悪いことではない。
犬を飼いたいという人に対して、犬を与えるという行為自体は悪いことではない。
では何が問題かというと、手法が問題なのである。
犬を飼いたい人に犬を売る、この流れの中に犬の感情が入っていない。
本来であれば、かけがえのない命である犬のことももっと考慮して商売を行わなければならないのに、人間の都合だけを考えて犬は置いてけぼりになっている状況だ。
犬のことを考えた上でビジネスを行えば、文句を言われることはないだろう。
しかし、犬のことを考えると、人間の商売にとってはマイナスになる。
そのためペット業界の一部の人は、NPOや愛護団体の考える政策をよく思っていないだろう。
ペットを第一に考えるということは、自分たちの売り上げや利益を下げるものであり、ペットたちに負担を与えることは仕方のないことだと考えている。
自分はこれは、彼らの能力不足のためだと考えている。
優秀なビジネスの能力があれば、ペットのことを考慮した上でしっかりと利益をあげることができるはずだ。
自分は売り手・買い手・ペット誰もが幸せになるビジネスモデルを作り上げたいと考えている。
法律を変えることは遠回り
動物愛護団体の活動は現状法律の改正が目標のようだ。
アニマルポリスの設置や動物虐待に対する厳罰化などだ。
これらの法案改正には自分はもちろん賛成である。
現状の法律では動物があまりに弱者すぎる。
人に余裕のない発展途上国ならともかく、先進国を自称する国であれば、動物に優しくするくらいの余裕はあるだろう。
自分がこの法律改正について積極的に関わらないのは、これが理想的な手段だと考えいないからだ。
ペットを法律で”保護する”という考え方は私としては理想的はなく、ペットが人間と同様の地位を持つことが理想だと考えている。
法律改正については賛成の意見は述べるし、頼まれれば署名などもするかもしれない。
しかし、主体的に行う活動は自分の理想を突き詰めたいと考えている。